2015年12月29日火曜日

今年の「和の薬膳」教室、終了いたしました!

今年も「和の薬膳教室」すべて終了しました!
なかなかブログの更新ができず、写真もアップできずにいたのですが、ここでいくつかまとめて。

2015.9 症状編「骨粗鬆症」の薬膳

2015.9 「家庭の食医」コース

2015.9 冷え対策コース「瘀血の冷え」


2015.10 冷え対策コース「気虚の冷え」

来年もよろしくお願いします。
なお、4月からはまた新しいコースが始まります。
新年度の予定は1月中にアップします。

2015年12月21日月曜日

ラジオ出演

湘南ビーチFMの「給食だいすき!」というコーナーに、3回連続で出演いたします。
新刊「つよい体をつくる離乳食と子どもごはん」にまつわるお話です。

1回目は12月21日(月)、「和の薬膳」とは何か、子どもの食事にどう生かせばいいか、というお話をさせていただきました。

2回目は12月28日(月)、わざわざ子ども用の食事を作らなくてもいい」というようなお話です。

3回目は1月4日(月)、アレルギーについて。

いずれも11時からになります。
ぜひお聞きください!

2015年11月8日日曜日

12月10日に講演会やります

新刊『つよい体をつくる 離乳食と子どもごはん』を読んでくださった、愛知県のたけのやま歯科の山田翔院長からお話をいただき、12月10日(木)に講演会をさせていただくことになりました。

お話はあまり得意ではないけれど、精一杯、気持ちが伝わるようにお話してきます。
お近くの方はぜひお越しくださいませ。

12月10日(木)10時〜2時間程度です。

詳細はたけのやま歯科さんのブログに。


2015年11月7日土曜日

次回の「離乳食と子どもごはん」教室

ホームページが不正アクセスの問題でいまだ復旧せず。
現在は旧サイトが表示されているため、2014年までの情報しか表示できていませんが、教室はやっております。

次回の「離乳食と子どもごはん教室」は、11月27日(金)です。
時間は、10時〜12時半ぐらいまで(試食を兼ねた昼食つき)。
講習費は2500円です。

ホームページのトラブルで告知ができていないため、まだ少し残席あります。
実際にお会いしてお話するのを楽しみにしています。

2015年10月31日土曜日

本の反響など

新刊『つよい体を作る離乳食と子どもごはん』を読んだ方々から、いろいろな感想をいただいております。

「とても感動しました」「すごく勉強になった」というお声が多いのは、とても嬉しいことですが、なかには「なかなか本に書いてあるとおりにはいかない」「そんなふうにはできっこない」などという意見ももちろんあります。

本当にシンプルでいいのだということを書いたつもりなのですが、なかなかそうはいかないのかな。
調味料も食材選びも、お金がかかることだけど、何を優先するかの問題。
ファストファッションの洋服1枚、我慢するぐらいで、本みりんを買えるのになぁ。

でも、本に書いてあるように、ごまアレルギーのあった子が、「生ごまを炒ってすって食べたら、アレルギーが出なかった」とか、「今まで魚のアレルギーがあると思っていたけど、新鮮なアジやイワシは出なかった」などと、実際にアレルギー症状が防げたという嬉しい声もいろいろ届いているので、本になってよかったなぁと思っています。

また、最近の「離乳食と子どもごはん教室」には、助産院の方や母乳育児の専門家の方々が参加してくださっています。
治療にいらっしゃったお母さんたちからすすめられた、といって本を読んで遠くから来てくださりました。本当にありがたいことです。

いろいろなご意見はあるかもしれないけれど、少しずつでも共感してくださる方が増えていってくれたら嬉しいです。

2015年10月27日火曜日

ホームページがえらいことに!

現在、食べごと研究所のホームページが表示できなくなっています。
(*10月30日、急遽、以前の旧ホームページをアップしました。情報は2014年までのものです)
原因は不正アクセスによるもののようですが、詳しくは調査中です。

教室のスケジュールなどは、お手数ですが、info@tabegoto.comまで、メールでお問い合わせください。

よろしくお願いします。



2015年9月8日火曜日

新刊『つよい体をつくる 離乳食と子どもごはん』が発行されます!

9月18日、4冊目となる新刊『つよい体をつくる 離乳食と子どもごはん』が、主婦と生活社さんより発売されます。
レシピ本ではなく、読み物の本です。



小さな子どもを持つお母さんはもちろん、大人にとっても大切な基本的な食に対する考え方、日本人にとってふさわしい食とはどんなものか、について、自由に書かせていただきました。本当にありがたく思っています。

ちなみに表紙は、息子の大ちゃんです!

離乳食は難しいんじゃないか、手間がかかるのではないか、アレルギーになったらどうしよう、と不安でいっぱいになっているお母さんたちが、もっと肩の力を抜いてラクになれる考え方をお伝えしています。
私の言っていることは、目新しいことではないかもしれないけれど、余分なことをいっぱい削ぎ落として、もっともっとシンプルにいろんなことを考えたらいいんじゃないか、いろんな情報があふれているけれど、本当に大切なことは何なのか、基本に戻ってみようよ、というような内容です。
そう、離乳食の作り方といった技術ではなく、もっと大きな考え方のところ。
その考え方に共感していただければ、嬉しいなーと思います。

すべての母親にとっての代表的な指南書になる」というご評価もいただいています。
ぜひお手に取ってみてください!
こちらから購入できます!

2015年9月1日火曜日

9月の教室・ワークショップなど

8月はお休みでしたので、1ヶ月ぶりに教室やワークショップのご案内をさせていただきます。

◉11日(金)10:00〜12:00「ぬか漬け教室」
ぬか床作りには最適な気温となってきました。ぜひ“我が家の味”を作ってみませんか。なんだかおかしい!というぬか床の治療もいたしますので、お気軽にお問い合わせください。参加費2500円

◉18日(金)10:00〜12:30「離乳食と子どものごはん教室」
アレルギーを起こしにくい離乳食の進め方や、免疫力の高い病気になりにくい体を作るための3歳までの子どもごはんについての教室です。デモンストレーション中心ですので、ぜひお子さまと一緒にご参加ください。
(試食をかねた昼食つき)参加費 2500円

◉30日(水)10:00〜13:30 ヨガ&薬膳「ヨガと薬膳と綺麗なからだ」
「ママ美ヨガ」を主宰する吉田雅南子さんとのコラボイベント9回目です。託児付きですので、お子さま連れでご参加いただけます。終了後には、ヨガウエアやアラジンパンツなどで大人気のnagomiさんの販売会もあります。毎回、あっという間に満席になる人気企画ですので、お早めにお申し込みください。参加費:4800円

◉「和の薬膳教室」
体験や単発での参加も可能です。空き状況についてはお問い合わせください。
基礎編:第1水曜、第2水曜、第3水曜
応用編:第1土曜(冷え体質改善コース)
    :第3火曜(家庭の食医養成コース)
    :第3木曜(*今月のみ第4/症状別&二十四節気の食養生コース)

2015年8月25日火曜日

6・7月の和の薬膳

すっかりアップが遅くなってしましましたが、6・7月の和の薬膳教室、終了しました。







「基礎編」は第1水曜、第2水曜に加えて、7月からは第3水曜も追加しました。

「応用編・冷え症改善コース」は、「寒湿困脾」と「気滞」による冷え対策、「応用編・家庭の食医養成コース」は、「寒湿困脾」タイプに対する料理でした。

「応用編・症状編&二十四節気の食養生」は、6月はめまい(症状編)、7月は「小暑・大暑」の食養生ということで、「心・脾胃を補、夏バテを防ぐ」料理を作りました。

いろいろな症状や体質に合わせた料理を考えるのは、なかなか難しいのですが、自分自身にとっても本当に勉強になります。
効能に合わせるだけでなく、やっぱりおいしくないといけないからね。
まだまだ勉強勉強です。


2015年6月13日土曜日

4刷です!ありがとうございます!

2011年に発売した著書『体を温め、めぐりをよくする妊娠中のごはん』(家の光協会)が、このたび4回めの増刷が決まりました〜。やった〜!

発売から4年もたっていますが、いまだにネットでの売れ行きが好調のようで、ほんとに嬉しいです。
手に取ってくださったみなさま、どうもありがとうございます!
ますますロングセラーになりますように。


2015年6月6日土曜日

メディア掲載

最近のメディア掲載のお知らせをまとめて。

・5月の「東京ウォーカー」ゴールデンウィーク特集号にて「ぬか漬け教室」をご紹介いただきました。

・6月3日発売のクレヨンハウス「クーヨン」にて自主保育「そらまめ」を取材していただきました。連載「親子の薬膳ごはん」もやってます。


・6月5日発売 小学館「edu」にて、「はじめての親子カレー」でレシピを紹介いたしました。

2015年6月1日月曜日

4・5月の和の薬膳

このところ大人気で(とっても忙しいということをポジティブにとらえて、こう表現することにしています)、なかなか更新ができなかったのですが、4〜5月の「和の薬膳教室」も無事終了しました。




「基礎編」
「応用編・冷え症改善コース」
「応用編・家庭の食医養成コース」
「応用編・症状別 頭痛編」
「応用編・二十四節気の食養生」
と、今年度はコースの種類も増えました。

毎月、メニューを考えるのは大変ですが、自分自身にとってもとてもいい勉強になっています。

帰ってすぐに復習してくださる方も多く、本当に嬉しいことです。
料理だけでなく、この教室に通うようになって、
調味料を全とっかえしたり、
料理に砂糖は使わなくなったり、
今まで捨てていた部分を活用できるようになったり、
炊飯器を捨てて土鍋でごはんを炊くようになったり、
精米機を購入したり、
すりばちとすりこぎを導入したり、
漆器を使うようになったり、
洗剤を使わなくなったり……、
ほんとに日々の生活が少しずつ変化してくださっている方も多く、そういう声が聞けると、やっていてよかったな〜としみじみ思います。

6月もがんばるぞ!

2015年4月3日金曜日

クーヨン連載



クーヨンの連載「季節のからだが整う 親子の薬膳ごはん」

5月号では「山芋のそら豆フリット」をご紹介させていただいています。
おいしくて簡単! 子どもも大好きなので、ぜひ作ってみてくださいねー。

今月の特集は、「わがやのお手伝い」です。


2015年4月1日水曜日

パスシステムのだいどこログ

パルシステムさんのWEBコンテンツ「だいどこログ」にて、子どものおやつレシピをご紹介させていただきました。
写真はその一部。

お芋やかぼちゃんなどの素材のうま味や甘さを生かして、砂糖などの甘味料はごくごくわずか。まったく使っていないものもいくつかご提案させていただきました。

公開はまだ先のようなので、決まったら改めてお知らせさせていただきます。

2015年3月21日土曜日

和の薬膳・症状編「肥満の薬膳」

今月の和の薬膳・症状編のテーマは「肥満」。

中医学では肥満は、脾の働きの低下が最大の原因と考えます。

脾の働きが低下することで、消化吸収のシステムが乱れ、余分な水や老廃物や脂肪などが蓄積することで起こるとされます。


肥満のタイプにもいろいろあり、水分代謝の悪いタイプ、老廃物が蓄積したタイプ、気と血が滞ったタイプ、胃に熱をもったタイプなどがあります。
というわけで、今月は脾を補いながら、それぞれのタイプに合ったメニューを考えました。

メニューはこちら。
・キャベツのきなこ和え
・わかめとアボガドの煎り酒浸し
・高野豆腐の利休焼き
・干し野菜のベジコンソメ麺
・雑穀とナッツのごはん
・長芋のいちご淡雪羹


今日はあまり気持ちがいいので、庭にござをひいて、お膳で試食となりました。
あー幸せ。
こんなゆるい教室ってあり?


2015年3月16日月曜日

4月からの「和の薬膳・応用編」スケジュール


4月からの「和の薬膳・応用編」のスケジュールが決まりましたので、お知らせさせていただきます。

◉「冷え性改善徹底コース」第1土曜(4月5月は変則的)
〜1年後には必ず冷え体質を脱却するぞ!という強い心構えでのぞみたいと思います。

「家庭の食医」養成講座第3火曜
〜体質や症状の例を挙げ、みなさんで食事の内容を考えていきます。養成講座といっても堅苦しいものではなく、わいわい話し合いながら楽しくやっていきたいと思います。作る料理は、これまで同様、旬の素材を使った和食です。

◉「症状編」+「二十四節気の食養生」第3木曜
*症状編と二十四節気を交互にやっていく、ちょっと欲張りなコースです。
(どちらか一方でのお申し込みも可能です)
4月は症状編「頭痛」になります。

*時間
いずれも10:00〜14:00ぐらい

*費用
年間でのお申し込み1回4000円(お支払いは1回ずつで結構です。また別の日に振り替えも可能です)
単発で何度か参加される場合は1回4500円・体験は1回5000円

*キャンセルルール
キャンセルされる場合、材料を調達する関係で前々日までにお願いします。
前日は50%、当日は100%のキャンセル料を頂戴いたします。
少人数制のため、申しわけありませんがご了承いただければと思います。

よろしくお願いします。

4月からの「和の薬膳・基礎編」満席になりました

4月から始まる「和の薬膳・基礎編」の年間コースは、満席となりました。
どうもありがとうございます。
以後、キャンセル待ちをお受けいたします。

なお、一度、体験してみたい方や、単発で何度か受講したい方などのお申し込みは、随時受け付けておりますので、ご連絡ください。
体験や単発でのお申し込みはこちらへ



2015年3月1日日曜日

クーヨンで連載が始まりました!

0〜6歳を対象としたオーガニックな育児雑誌「クーヨン」の4月号から連載をすることになりました。

タイトルは「季節のからだが整う 親子の薬膳ごはん」です。

冬の間はきゅーっとちぢこまっていた体も、春になるとぐーんと伸びをしたくなります。
この自然のリズムに合わせて、春はのびのびと気をめぐらすことが大切です。

そこで4月号では、気の流れをよくする柑橘を使った「新たまねぎのとろとろ煮」をご紹介させていただきました。
たまねぎと柑橘。意外に合うんですよ。

料理だけでなく、息子の大ちゃんや自主保育の子どもたちとの日常なども綴っていきたいと思いますので、ぜひご覧になってみてください。



この号の特集は「イライラが減る、怒らなくなる 子どもに伝わる「叱り方」新習慣 」。
こちらの記事もとっても読み応えがありますよ。


2015年2月27日金曜日

和の薬膳・症状編「花粉症対策」

今月の和の薬膳・症状編のテーマは「花粉症対策」。

私も以前はひどい花粉症でしたが、今はずいぶん軽くなりました。
風の強い日に何時間も外を歩いていたりすると、くしゃみが何回も続けて出たり、鼻水ずるずるしたりしますが、その程度ですみます。

春に出る花粉症などのトラブルは、冬の間の養生がポイントなので、毎年、冬の過ごし方が症状の出方に影響しているようです。


花粉症を起こす根本の原因は、体にたまった余分な水分。
体の防衛力の低下につけ込んで体に侵入した外因(花粉)が、この水と結びついて起こります。

ひとくちに花粉症といっても、体の中に熱がこもっているタイプと、冷えによって症状が出ているタイプがあります。
この日は、余分な水を出すと同時に、それぞれのタイプに合う料理や、脾肺腎を強化して根本の体質改善に役立つメニューをました。

◉花粉症対策メニューはこちら。
・新わかめとキャベツのえごま和え
・焼きたまねぎの酒粕黒ごまソース
・しいたけのくるみ味噌揚げ
・海苔ごはん
・ほうれん草のかきゆば汁
・りんごのういろう

えごま油は和え物に利用すると、コクが出ておいしいです。
アレルギーの炎症を抑えるαーリノレン酸もたっぷりとれます。

しいたけの詰め揚げ、これは間違いないおいしさ。

かき玉汁ならぬかきゆば汁も、甘くてとろっとして好きな味です。

りんごのういろうは砂糖不使用ですが、りんごジュースとレーズンの甘味で、十分満足です。

この日だけでなく、それぞれのタイプや体質に合う食材を継続して取り入れていくことが大切ですね。

2015年2月21日土曜日

ヨガ薬膳

3月4日(水)に薬膳とヨガのコラボレーションイベント「薬膳とヨガと綺麗な体」を開催します。

毎回人気のこの企画も、あっという間に7回目となりました。

ヨガの先生は、「ママ美ヨガ」を主宰する吉田雅南子さん。
お子さまを見ていてくださる方がいるので、お子さま連れで安心してご参加いただけます。ママ同士の情報交換にも最適です。

* 薬膳料理のテーマ

体調を崩しやすい季節の変わり目に体を整える食事をご用意します。春は血がのぼる季節ともいい、不眠、ふらつき、のぼせなどの症状がでやすい季節です。
気を下げて血の上昇を抑えたり、体の余分な熱を取り除きましょう。
同時に、冬の間にたまった毒素を排出して、血液の流れを綺麗にしましょう。

*ヨガの内容
春は体が解放に向かいます!!
股関節を徐々に緩めて骨盤を整え、また胸を広げて、新しい気を取り入れていきましょう!

薬膳の後には、ヨガウエアとして人気の「nagomi」の展示販売会もあります。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。


ご予約はこちらから!!(残席わずかです)

●Mama美yogaホームページ
 逗子 http://aum-kana-shanthi.jimdo.com/
 葉山http://mamabiyoga.jimdo.com/



●古屋1681(山田奈美)coya1681@gmail.com


2015年2月7日土曜日

クーヨン3月号で和菓子レシピを紹介しています

今月号のクーヨンで、「春のからだを整える「木の芽どき」のデトックス和菓子」という特集のレシピを紹介させていただきました。


いつもながら、写真がと〜っても美しい!
この光の陰影、好きです〜。

木の芽時は、デトックスの時期
ということで、解毒排泄の効果のある食材をたっぷり使った和菓子を作りました。

一般的な和菓子は上白糖をたっぷり使いますが、私の作るのは砂糖はゼロ

子ども(とくに0〜3歳まで)には、精製された砂糖は与えなくないので、
果物や豆やみりん、甘酒などで甘味を出しています。
やさしい甘さなので、軽やかであっさりとしていますが、それでも十分満足感の得られる味わいだと思います。

特集の扉は、息子の大ちゃんの大福顔(笑)。
(大福みたいにほっぺがまんまるで落ちそうという意味)

第1特集の「子どもは遊びで育つ!」という記事も超気になります!
ぜひお手に取ってみてください。

2015年2月1日日曜日

HPが新しくなりました!

まだまだ工事中のところもありますが、「食べごと研究所」のホームページが新しくなりました。
知人が作ってくれたのですが、とてもすっきりとして大人っぽい仕上がりになっています。

今までのごちゃごちゃと情報が詰まっていた感じも、それなりに好きでしたが、ずいぶん見やすく整理されたのではないでしょうか。

どうぞご覧になってみてください。
http://tabegoto.com

2015年1月29日木曜日

金柑の甘露煮

金柑がたわわに実って旬を迎えています。
金柑といえば甘露煮。


お正月のおせち料理にも、財宝の「金冠」を意味するものとして入れられますが、1、2月になってからのほうがたくさん出回るので、リーズナブルです。

一度にまとめて作っておけば、そのまま食べても、お湯で割って飲んでもいいし、焼き魚の付け合わせなどにもなります。
大根おろしを添えて甘酢をかければ先付けにもなるということを、辰巳浜子さんの本で教わりました。

薬膳的には、咳を止めて痰を切ってくれるのどの妙薬とされます。
空気が乾燥してのどの風邪をひきやすいこの時期には最適な食材です。
気のめぐりをよくする効果もあるので、イライラ、鬱々するときや気持ちが沈みがちなときに食べるのにもおすすめ。

金柑に穴を数カ所開け、ひたひたのはちみつを注いだだけの「金柑のはちみつ漬け」も、一緒に作っておくと便利です。
のどの痛いとき、咳が出るときなどにお湯で割ってうがいしたり、飲んだりすると効果的。1年以上、常温で保存できます。

◉金冠の甘露煮
【材料】
金柑作りやすい量、水ひたひた、はちみつ(金柑の7割程度)、醤油ごく少々
【作り方】
1.金柑はよく洗い、竹串で穴を数カ所開ける。種を取る場合は、へたがついていた部分を少し切って、竹串などで種を取り出す(種が気にならない場合はそのままでOK)。

2.土鍋またはホーロー鍋に金柑とひたひたの水を入れ、弱火でことこと煮る。煮汁から金柑が出るとシワが寄るので、水を足しながら煮る。

3.金柑が透き通ってきたら(ここでかじってみて、皮が苦いようなら一度水を替える)、はちみつを加え、とろみが出るまでさらに煮詰め、最後にちょろっと醤油をさす(入れたかどうかわからない程度のごく少量)。



2015年1月27日火曜日

「和の薬膳・基礎編」2015年4月からの教室のご案内


旬の素材を取り入れた和食には、その季節に起こりやすい症状を未然に防いだり、体を調えるための知恵があふれています。
漢方薬の生薬を使わなくとも、身近な食材のひとつひとつに、多くの薬効が秘められています。
そうした薬膳の知恵を学びながら、旬の食材を使った和食で、自分自身や家族の体を調えるための知識を身につけていくのがこの教室です。


【教室の内容】
毎回、薬膳の考え方やレシピの解説をした後、一汁三菜とご飯もの、そして甘味の6品をみんなで作って、漆の器でいただきます。
野菜はできるだけ無農薬自然栽培のもの、また地元産のものを使い、魚介類は天然のものだけを使用しています。
調味料もすべて昔ながらの製法で作られた、こだわりのものを厳選して使用しています。甘味にも砂糖は使用しません。
また、野菜は皮ごと使用し、捨てられてしまいそうな葉や根なども無駄なくまるごと使える知恵をお伝えしていくつもりです。
そのほか、この教室では油ものにも洗剤を一切使用しませんが、こうした環境を守るための小さな心がけも、参考にしていただけたら嬉しく思います。

【コース内容】
 基礎編(年間全10回)*年間で受講いただきます
和の薬膳の考え方や中医学の理論を基礎から学びながら、旬の素材を使った季節の和食を作っていただきます。
[日程]
第1水曜
第1土曜
第2水曜 お子さま連れOKのコース

・時間は10:00〜14:00ぐらいまで
・各クラス5名までの少人数制です。
・受講費は1回4000円(単発の場合4500円)となります。

そのほか、応用編・症状編などのスケジュールは改めてアップします。
2015年度は新しいコースも考えていますので、楽しみにしていてください。
詳細はこちらまでお問い合わせください。
よろしくお願いします。

2月のワークショップ・イベントなど


◉15日(日)発酵教室 味噌づくりワークショップ 10:00~12:00
米みそ、玄米みそ、麦みそ、白みそなど、作りたいお味噌を作りたい量だけ作っていただけます。大豆は北海道の自然栽培もの。麹はマルカワ味噌http://marukawamiso.comさんの天然蔵つき麹をご用意する予定です。
*費用は味噌の種類と量によって異なるため、ご予約の際に何をどのくらい作りたいかお知らせください。
*材料の手配の関係上、2月7日までにご予約ください。

 26日(木) ちょっほっこり懐かしい「みんなでつくって過ごすかまどごはん」vol.2
10:30~15:00(出入り自由)
赤ちゃんからばあちゃんまで、おしゃべりしながらのんびり時間を過ごすことがテーマ。何をやるわけでもなく、ただただ、みんなでごはんを作って畳の上で漆器のお膳で食べて片付けてお茶を飲んで過ごすだけ。作らなくても子どもと遊んでてもいいし、片付けだけでも大丈夫。ごはんの中身は一汁一菜が基本。手作り納豆やできたて豆腐やお漬物などもあり。炊きたてごはんはおかわり自由!
プチテーマは「おばあちゃんから教わったくすり・養生法・嫁入り道具の縁起もの」。この機会に、おばあちゃんの知恵を教えていただきましょう。
ご近所で気になるお年寄りがいれば是非お誘いください!
参加費:1500円

 和の薬膳教室
初めての方でも体験できますので、お気軽にお問い合わせください。
基礎編/第1土曜、第2水曜
応用編/第2金曜「二十四節気の食養生」
症状編/第3水曜、第3金曜「花粉症対策」です。

それでは、みなさまよろしくお願いいたします。

2015年1月23日金曜日

和の薬膳・症状編「アンチエイジング」


今月のテーマは、アンチエイジング=老化防止ですが、年を重ねていくのはすばらしいことだと思います。
私自身も、若い頃よりも今の自分が好き。
年齢に逆らって若返るために、あれこれ手を尽くすよりも、年齢とともにより中身の詰まった人になる、そんな中身がにじみ出るような深みのある容貌になる、というのが理想的な年の取り方ではないかな。

中医学の視点で見たアンチエイジングも、若返りではなくdelay。年齢にあらがうのではなく、老化の速度をゆっくりさせるというのが目的です。

そのためにカギを握っているのが「腎」。
女性の体は7年周期で変化し、とくに35歳から「腎」の働きがガクッと衰えて、さまざまな老化現象が表れるとされます(ちなみに男性は8年周期です)。ひえーっ。

そこで今月の料理は、ずばり「腎」に効く料理です。

メニューはこちら。
・しいたけと春菊のりんごみぞれ和え
・にらとカリフラワーの海苔浸し
・里芋さつま揚げ
・まっくろおこわ
・ごぼうとくるみのすり流し
・薯蕷饅頭なつめ餡

黒米、黒豆、黒ごま、山芋、ごぼう、にら、くるみ、なつめ、どんこ(しいたけ)、八頭(里芋)、カリフラワー、海苔……と、腎に効く食材たっぷり!  
やっぱり色の黒いものが多いですね。黒いものは腎に入るのです。

このまっくろおこわ、毎日食べてもいいくらい好き。
黒豆がほんとにあま〜く感じられるんです。

すり流しも意外な組み合わせですが絶品です。

そして薯蕷饅頭。本来は皮にも砂糖がたっぷり入るのですが、砂糖は使わない派なので、和菓子でも未使用。
そのほうが、山芋の味が生きてきます。
皮を薄くして包むのが、なかなか難しいのですが、味は◎。
なつめの餡も、砂糖なしでもすんごく甘くて大好きな味。
なつめは「1日3個食べれば年をとらない」といわれるほど、不老長寿、美肌の食材。
今日だけじゃなくて、毎日続けて食べないとね。
クコの実などと一緒に、お茶にすると取り入れやすいです。

次回のテーマは「花粉症対策」。どうぞお楽しみに。

2015年1月16日金曜日

『AERA with Baaby』2月号掲載のお知らせ

「漢方のチカラ」という特集で、赤ちゃんの3大不調を治す食養生を紹介させていただきました。

3大不調は「繰り返す風邪」「夜泣き」「肌トラブル」。
これは、読者のアンケート結果から最も多かった悩みベスト3だそうです。

赤ちゃんでも使いやすい漢方薬を紹介するのと同時に、私は食事の面からアドバイスさせていただきました。

同じ号の第1特集「いい母親」ってなんだろうという記事も気になります。
ぜひお手に取ってみてください。

2015年1月12日月曜日

2015年1月のお知らせ


今月のイベントなどのお知らせです。

◉1月15日(木)ちょっほっこり懐かしい「みんなでつくって過ごすかまどごはん」

10:30~15:00(出入り自由)
赤ちゃんからばあちゃんまで、おしゃべりしながらのんびり時間を過ごすことがテーマ。何をやるわけでもなく、ただただ、みんなでごはんを作って畳の上で漆器のお膳で食べて片付けてお茶を飲んで過ごすだけ。作らなくても子どもと遊んでてもいいし、片付けだけでも大丈夫。ごはんの中身は一汁一菜が基本。手作り納豆やできたて豆腐やお漬物などもあり。炊きたてごはんはおかわり自由!
プチテーマは「おばあちゃんから教わったくすり・養生法・嫁入り道具の縁起もの」。この機会に、おばあちゃんの知恵を教えていただきましょう。
ご近所で気になるお年寄りがいれば是非お誘いください!
参加費:1500円

◉28日(水)大人のヨガ&薬膳 10:00〜13:30ぐらい
たまにはしっとりゆっくりヨガと薬膳ランチを楽しみたい、というリクエストをいただき、企画しました。この日は珍しく大人限定でお楽しみいただきます。ヨガをゆっくり体験した後、和の薬膳ランチをお召し上がりいただきます。テーマは春に向けてのデトックスです。
費用:4800円

◉1月の「和の薬膳」は、第3水曜と第3金曜の症状編「アンチエイジング」のみです。
初めての方でも体験できますので、お気軽にお問い合わせください。

2015年1月4日日曜日

今年のおせち

明けましておめでとうございます。
本年もすべての人が、羊のように穏やかな気持ちで、笑顔あふれる日々を過ごせますように。

今年のわが家のおせちです。
栗きんとん、黒豆煮、紫花豆煮、干し柿なます、くるみ入り田作り、たたきごぼう、菊花かぶ、れんこん花煮、梅人参、ごぼうの昆布巻き、伊達巻き、豆腐の松風の全12種類。
これを私の実家と主人の実家に、2セット作りました。

食べていい?と伺っているポーズ
息子の大ちゃんも好きなものばかり。
とくに、タラをすりつぶして作った甘さ控えめな伊達巻きや、くるみや松の実、ごまがたっぷり入った香ばしい豆腐の松風は、お重に並べる前に食べ尽くされてしまいそうな勢いで手が伸びてきます。

一般的なおせち料理は、保存のためにかなりの砂糖を使っていますが、わが家のものは砂糖ゼロ。
栗きんとんも黒豆煮も、砂糖でなくみりんだけで甘味をつけています。
日持ちは悪いけど、あっさりとして食べやすいし、子どもにも安心して食べさせられますよ。