2012年2月17日金曜日

和の薬膳教室

2月の「和の薬膳教室」は、少し早めに「ひな祭りの薬膳」にしました。


ひな祭りの伝統料理といえば、お寿司にはまぐりのお吸いもの、早わらびのあえものなど。
こうした祝膳に並ぶ伝統料理には、邪気を払い、春の訪れを祝って健康を招く、数々の知恵がつまっています。
ちょっと手間はかかりますが、この時期ならではの旬の味を楽しみたいと思います。


メニューは
五味のバランスちらし寿司
豆腐しんじょ
はまぐりと菜の花の酒蒸し
うどの葉山夏みかん和え
桜のかるかん
白酒


あ〜ん、この日の写真が消えてしまいました〜。ショック〜。
と思っていたら、後日、見つかりました。


伝統菓子かるかん。桜の塩漬けをトッピングして春色に。
かぁわいい!と、歓声があがる。
こちらは白酒。1年間熟成させたみりん粕で作成。
ふだんはお酒の飲めないダブルR子さんたちも、
「これは飲める!初めてお酒がおいしいと思った!」と大感激。
ちらし寿司が食卓に登場すると、それだけでハレの日に料理に。
具だくさんで一品で五味がそろいます。

2012年2月1日水曜日

白菜漬け&たくあん作りワークショップ

冬の漬け物の定番「白菜漬け」と「たくあん」。
どちらも自分で作れば保存料や着色料などは無添加。
ちゃんと乳酸発酵した本物の味を味わうことができます。

2月になって、ようやくワークショップを開催。
昨年12月から、どうもお天気が悪く、なかなか大根が干せなかったので、のびのびになってしまったのです。

こちらがおよそ2週間干した大根。甘みがぐっと増しているはず。

たくあんには、果物の皮をたっぷりと。砂糖の代わりに使い、自然な甘みを出します。

白菜も洗ってから一日、天日に干します。
こうすることで自然に水が切れ、甘みも増します。


みんなでせっせと漬け込み作業。
白菜漬けは約1週間で、たくあんは1ヶ月で乳酸発酵が進んで、おいしくいただけるようになります。
やっぱり冬はこの2つがなくっちゃね。